文学・エッセイ・詩歌評論・演劇・絵本
山頭火の病蹟 -ころり往生、喪失体験、アルコール依存-
- ISBN978-4-88416-238-2
- 四六判 253ページ
- 2015年7月
定価:1,925円(本体1,750円+税)
「捨てきれない荷物のおもさまへうしろ」
残された日記を読み解き、俳人・山頭火の生涯と作品を精神病理学の視点から考察する。
残された日記を読み解き、俳人・山頭火の生涯と作品を精神病理学の視点から考察する。
〈目次〉
まえがき
第一章「ころり往生」の精神病理
Ⅰ 句と酒の行乞流転
Ⅱ 夢遊病者の日記
Ⅲ 泥酔、自問自答、懺悔
Ⅳ 山頭火と芭蕉
Ⅴ 終焉の地四国へ
Ⅵ ころり往生を念願
Ⅶ ころり往生に至る精神病理
第二章 自殺未遂の精神病理
Ⅰ カルモチンによる自殺未遂
Ⅱ 自殺未遂後の二週間
Ⅲ 自殺未遂に至る一年半の生活
Ⅳ 昭和十年という年
第三章 喪失体験の精神病理
Ⅰ 母親の喪失
Ⅱ 悪夢
Ⅲ 故郷
第四章 両価性の精神病理
Ⅰ 山頭火と妻
Ⅱ 山頭火と息子
第五章 依存性の精神病理
Ⅰ 山頭火と同人たち
Ⅱ 山頭火の心友、緑平
Ⅲ 山頭火の支え手たち
まえがき
第一章「ころり往生」の精神病理
Ⅰ 句と酒の行乞流転
Ⅱ 夢遊病者の日記
Ⅲ 泥酔、自問自答、懺悔
Ⅳ 山頭火と芭蕉
Ⅴ 終焉の地四国へ
Ⅵ ころり往生を念願
Ⅶ ころり往生に至る精神病理
第二章 自殺未遂の精神病理
Ⅰ カルモチンによる自殺未遂
Ⅱ 自殺未遂後の二週間
Ⅲ 自殺未遂に至る一年半の生活
Ⅳ 昭和十年という年
第三章 喪失体験の精神病理
Ⅰ 母親の喪失
Ⅱ 悪夢
Ⅲ 故郷
第四章 両価性の精神病理
Ⅰ 山頭火と妻
Ⅱ 山頭火と息子
第五章 依存性の精神病理
Ⅰ 山頭火と同人たち
Ⅱ 山頭火の心友、緑平
Ⅲ 山頭火の支え手たち