『 90通の手紙 ―中国大陸・ビルマから生還した青年兵士― 』刊行しました
日中戦争からアジア・太平洋戦争にかけて、膨大な数の国民が兵士などとして戦場に送られ、そのうち230万人ともいわれる人びとが命を奪われました。
本書は幸運にも命をながらえた兵士のひとりであった瀧本(旧姓清水)二三男さんが家族のもとに送った軍事郵便などを紹介したものです。
その内訳は、軍事郵便79通と一般郵便11通の合わせて90通で、戦場に行くまでが1通、上海戦線で負傷してから再び大陸へ出征するまでが9通、「満州国」奉天や牡丹江省の部隊から26通、「満州国」の陸軍病院から21通、退院後「満州国」東安省の部隊から10通、ビルマから22通、降伏後イギリス軍の収容所から1通となっています。
かつて戦争に取られた若者がどんな体験をしどんな思想や感情を抱いていたのか―
思いをめぐらしていただければ。
本書は幸運にも命をながらえた兵士のひとりであった瀧本(旧姓清水)二三男さんが家族のもとに送った軍事郵便などを紹介したものです。
その内訳は、軍事郵便79通と一般郵便11通の合わせて90通で、戦場に行くまでが1通、上海戦線で負傷してから再び大陸へ出征するまでが9通、「満州国」奉天や牡丹江省の部隊から26通、「満州国」の陸軍病院から21通、退院後「満州国」東安省の部隊から10通、ビルマから22通、降伏後イギリス軍の収容所から1通となっています。
かつて戦争に取られた若者がどんな体験をしどんな思想や感情を抱いていたのか―
思いをめぐらしていただければ。