−福祉・障害者問題−
過労やハラスメントが原因で、うつ病やトラウマに苦しむ人が身近にいる皆さんに向けた本です。
「心の病」からの職場復帰、社会復帰は難しいものですが、本書では医師や弁護士、労働組合、支援者のチームの支援のもと、労災申請や裁判をしながら復帰を果たした4人の事例を紹介しています。今苦しんでいる皆さんの一助となることを願っています。
「心の病」からの職場復帰、社会復帰は難しいものですが、本書では医師や弁護士、労働組合、支援者のチームの支援のもと、労災申請や裁判をしながら復帰を果たした4人の事例を紹介しています。今苦しんでいる皆さんの一助となることを願っています。
辻村一郎先生は大阪を中心に、労働者のいのちと健康を守る運動を研究テーマとして、労働者とともに一生を歩まれた。(略)
これは過去の業績をまとめたものではなく、現代の運動の教科書であることを実感している。(編者「まえがき」より)
これは過去の業績をまとめたものではなく、現代の運動の教科書であることを実感している。(編者「まえがき」より)
全盲の著者が見えるわが子に、絵本を読んでやりたいという一心で考案された点訳絵本。「見える人が楽しんでいる絵本を、見えない人も一緒に」という視点で作られ、見えない親だけでなく視覚障害児や中途失明者も利用が多い。点訳絵本を貸し出すふれあい文庫代表の著者がそのつくり方を克明に説明、点訳絵本制作必携の本。
増補改訂第3版に、「表紙」「中扉」「カバー」などの詳細なつくり方を増補した。
増補改訂第3版に、「表紙」「中扉」「カバー」などの詳細なつくり方を増補した。
1955(昭和30)年におきた森永ひ素ミルク中毒事件をご存知ですか?
中毒被害を受けた乳児は、現在59歳になりました。
現在では、被害者のいのちと人権を守るための救済事業として「ひかり協会」が設立され、日常的に活動しています。その運営費用は森永乳業が出しています。
この先進的モデルは、医療関係者や弁護団をはじめ、各界各層にわたる国民的運動によってはじめて実現したもので、「恒久救済」と呼ばれています。
この救済の考え方は、東日本大震災・福島原発被害の救済などにも生かせるのではないでしょうか。
森永ひ素ミルク中毒事件を風化させず、「恒久救済」に光をあてて現在に生かすために、この本は出版されました。みなさんのまわりの人に、ぜひおすすめください。
中毒被害を受けた乳児は、現在59歳になりました。
現在では、被害者のいのちと人権を守るための救済事業として「ひかり協会」が設立され、日常的に活動しています。その運営費用は森永乳業が出しています。
この先進的モデルは、医療関係者や弁護団をはじめ、各界各層にわたる国民的運動によってはじめて実現したもので、「恒久救済」と呼ばれています。
この救済の考え方は、東日本大震災・福島原発被害の救済などにも生かせるのではないでしょうか。
森永ひ素ミルク中毒事件を風化させず、「恒久救済」に光をあてて現在に生かすために、この本は出版されました。みなさんのまわりの人に、ぜひおすすめください。
品切れ・重版未定です
本書は1999年に刊行された『生きててもええやん―「脳死」を拒んだ若者たち―』の続編、「頭部外傷や病気による後遺症を持つ若者と家族の会」会員のみなさんの“その後"の記録です。
「会の発足当時からみれば、中途障害者に対する世間の理解は進んで来ているのは事実かも知れませが……たとえば「親なき後」を思えば、日暮れて道通しの感は免れません。
ここに綴られた物語は、すべて事実であり、誰の身にいつ起こってもふしぎのない現実なのです。
障害のある人も、ない人もともに生きていることを喜び合える社会をめざして、私たちはこれかも、活動を続けます。いっしょに歩いていただければと思いつつ……」
(まえがき その後の「生きててもええやん」より)
巻末に「若者と家族の会」のあゆみと協力団体連絡先を掲載。
本書は1999年に刊行された『生きててもええやん―「脳死」を拒んだ若者たち―』の続編、「頭部外傷や病気による後遺症を持つ若者と家族の会」会員のみなさんの“その後"の記録です。
「会の発足当時からみれば、中途障害者に対する世間の理解は進んで来ているのは事実かも知れませが……たとえば「親なき後」を思えば、日暮れて道通しの感は免れません。
ここに綴られた物語は、すべて事実であり、誰の身にいつ起こってもふしぎのない現実なのです。
障害のある人も、ない人もともに生きていることを喜び合える社会をめざして、私たちはこれかも、活動を続けます。いっしょに歩いていただければと思いつつ……」
(まえがき その後の「生きててもええやん」より)
巻末に「若者と家族の会」のあゆみと協力団体連絡先を掲載。
昨年刊行した富山福祉短期大学学長による『未来をひらく自己物語―書くことによるナラティヴ・アプローチ―』の続編。サブタイトルの「ナラティヴ・トレーニングのすすめ」とは「物語能力」を鍛えること。物語能力とは一体?
「自己」と「世界」の物語をつなぎながら、よりよい未来をひらくための言葉をつむぐ方法を、身近な出来事や学生とのやり取りを通して、わかりやすく具体的に示しています。
また、「臨床美術」についての取り組みも紹介されています。
梶田叡一先生、斎藤清二先生の特別寄稿を掲載。
「自己」と「世界」の物語をつなぎながら、よりよい未来をひらくための言葉をつむぐ方法を、身近な出来事や学生とのやり取りを通して、わかりやすく具体的に示しています。
また、「臨床美術」についての取り組みも紹介されています。
梶田叡一先生、斎藤清二先生の特別寄稿を掲載。
現在、富山福祉短期大学学長である著者が提案する「書くことによるナラティヴ・アプローチ」とは、自分の言葉で現在の自分を語り、そこから未来の自分を立ち上げていくこと。
本書はこれまで1年にわたり、同大学のブログで、学長が自らの毎日を綴った自己物語です。あたらしい「私」を生みだす言葉(語り)の力が、わかりやすく示されています。
本書はこれまで1年にわたり、同大学のブログで、学長が自らの毎日を綴った自己物語です。あたらしい「私」を生みだす言葉(語り)の力が、わかりやすく示されています。
日本脳外傷友の会が設立された2000年、「高次脳機能障害」という障害は、医療関係者や福祉関係者にも知られておらず、そのため従来の障害者制度の枠外に置かれ適切な支援もうけられない状況でした。
この10年間、日本脳外傷友の会は、当事者家族たちのネットワークを築き、高次脳機能障害への理解を拡げ、行政への要求等にもねばり強く取り組んできました。
本書では、高次脳機能障害と向きあってきた当事者・家族・医師・支援者らがこの10年を振り返り、さらに将来にむけての課題について考えます。
21世紀の「共生社会」にむかう、たゆみない努力の足跡です。
この10年間、日本脳外傷友の会は、当事者家族たちのネットワークを築き、高次脳機能障害への理解を拡げ、行政への要求等にもねばり強く取り組んできました。
本書では、高次脳機能障害と向きあってきた当事者・家族・医師・支援者らがこの10年を振り返り、さらに将来にむけての課題について考えます。
21世紀の「共生社会」にむかう、たゆみない努力の足跡です。
大阪の元気な保健師さん・元保健師さん、16名が書きました。たっぷりの事例をもとに、母性保護講師団活動、虐待問題、難病、高齢者医療など、地域保健に体当たりで取り組む保健師さんの奮戦ノート。
2020年9月 3刷出来!!!
2020年9月 3刷出来!!!
交通事故などで、頭部を負傷した後、人格が変わってしまった、記憶が続かない、状況判断ができないなどの後遺症が深刻な社会問題となってきた。
しかし、この「障害」は、医療・福祉・行政関係者にもあまり知られておらず、当事者は、障害者手帳の交付を受けられない、障害基礎年金がもらえない、社会復帰ができないなど、福祉の谷間に置き去りにされている。
「高次脳機能障害」についての最新情報、最新資料を網羅して、待望の出版なる。
しかし、この「障害」は、医療・福祉・行政関係者にもあまり知られておらず、当事者は、障害者手帳の交付を受けられない、障害基礎年金がもらえない、社会復帰ができないなど、福祉の谷間に置き去りにされている。
「高次脳機能障害」についての最新情報、最新資料を網羅して、待望の出版なる。