本を購入−文学・エッセイ・詩歌評論・演劇・絵本−

文学・エッセイ・詩歌評論・演劇・絵本

台本 罪と罰
ドストエフスキー 原作 カリャーキン、リュービモフ 脚色 桜井 郁子 訳
  • ISBN978-4-88416-161-3
  • B6判 126ページ
  • 2007年1月刊
定価:1,257円(本体1,143円+税)
感動の舞台台本。06年10月俳優座(演出袋正)上演。「こんなに分かりやすい『罪と罰』ははじめて」(観客アンケートより)
《観客の感想(アンケートの抜粋)》

* これほど分かりやすい『罪と罰』はこれまでになかったと思う。すばらしい舞台でした。(60代男性)

* ドストエフスキーの大作をここまで見事に演じられたことに感動しました。ラスコーリニコフの葛藤、苦悩、迷いごとの心情の動きをみごとに表現され、また、それを支える周りの俳優さんの名演が公演を盛り上げていらっしゃいました。拝見できて本当に良かったです。知人にもぜひ見てもらいたいです。(30代女性)

* 原作未読でも分かりやすくて楽しめました。ラスコーリニコフの苦悩がとてもよく表れていたように思います。ありがとうございました。(20代男性)

* 内容自体、難しいものを熱演していただき楽しかったです。これを機に途中で読むのをやめてしまった小説を読みなおそうと思いました。(40代男性)

* ラスコーリニコフの心理描写で、幻想がラスコーリニコフを追いかけ回し追い詰めるシーンがすばらしかったです。息の合った動きと一体感が、音、照明と合わせてとても迫力がありました。一回目より二回目、ともう一度見たくなる舞台だと思います。
ラスコーリニコフとソーニャの純愛がとても好きです。(20代女性)

* いままで観劇した舞台で一番すばらしかった。ただその一言です。(20代男性)


【訳者略歴】
桜井郁子(さくらい いくこ)
ロシア文学・演劇研究家。1960年代後半よりロシアを訪問すること40数回、現代ロシア演劇界を見つめ、新聞雑誌に紹介・報告してきた。
また翻訳戯曲の舞台上演は文学座・俳優座・青年座・関西芸術座ほか多数。
著書に『わが愛のロシア演劇』、訳書に『ある馬の物語』(トルストイ原作『ホルストメール』およびロゾーフスキイ脚色『ある馬の物語』)、『天使と20分』(ヴァムピーロフ作品集―戯曲『上の息子』『鴨猟』『天使と20分』と短編小説集)。
ページトップへ