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照らし出すものたち 這子編  一つの認知システム
横山 多枝子 / 著
  • ISBN 978-4-88416-278-8
  • 四六判ブックレット 232ページ
  • 2021年5月
定価:1,980円(本体1,800円+税)
<この物語は、這子という認知システム(周囲の現象や出来事に対する感じ方や思考方法の仕組み)を育成してきた成育環境のようなものを描くという目的のもとに、現在の観点から構築された物語であり、解説書ではない。>

著者の見てきた風景に溶け込んでいた愛すべき犬猫、動物たち―
独特の視点で綴る自己物語
『そもそものきっかけは、買い物かごをさげて家を出るさい、クリの姿が見えたので、「いっしょに来るかい?」と声をかけたことからはじまった。「ミャオー」と答えたかどうか、振り向くとほんとうについてきていたからびっくりした。』―[白猫のクリ]より
《目次》
プロローグ~自我単位(こころを示す単位)
第一章 生育環境 ― 宮倉 ―
 幼女の原風景「宮倉」
 初めての犬、スピッツのリリー
 赤茶毛の雑種中型犬、エス
 白猫のクリ
 エピソード棚卸し
第二章 結婚環境 ― 九州 ―
 脳内パルスの誤作動
 下半身不随の二代目クリ
 ミニダックスフンドのアベルと花子
 赤茶毛の雑種中型犬、アンネット
 アンネットとゴースト
 手のりインコのチーコ
 アンネットとの別れ
●小休止●〈田の字〉の家のひととき
 雨宿り
 吠日之怪(はいじつのかい)
 一〇〇円ケーキ
 かあさん行ってくる
 赤い靴
第三章 新実効環境 ― アメリカ&三島 ―
 娘の愛猫スバル
 公園の猫家族
 ワトソンとの邂逅
 タイシャの参入と逃走
 写真のなかに帰っていったワトソン
 白い風
エピローグ~幼女のそのあと
あとがき~母の手記

イラスト 横山多枝子
装 幀  仁井谷伴子
《著者略歴》
横山多枝子 (よこやま たえこ)
1948年 静岡県三島市生まれ
1997年 渡米 1999年ワシントン州Skagit Valley College卒業
2001年 ユタ州Brigham Young University(言語学)卒業
2003年 センター試験国語出題文の検証を開始
2006年 ブログにて「自民党新憲法草案の検証」「教育基本法特別委員会質疑応答と野次」を連載
2008年 「続・入試制度廃止論―認知心理学基軸―」をHPにて発表

◎著作
『入試制度廃止論』(自費出版、2002年)
『論文読解とは推量ゲーム?』(自費出版、2004年)
『日本語を教えない国日本―入試問題・安保条約文徹底検証!』(せせらぎ出版、2005年)
『続・入試制度廃止論―認知心理学基軸―』(せせらぎ出版、2019年)
『夢の跡の塵芥』(せせらぎ出版、2020年)

◎ブログ
http://www13.plala.or.jp/taekosite/
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