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平和・社会・歴史・教科書

年度別 センター試験・国語出題文の検証
横山 多枝子 / 著
  • ISBN978-4-88416-315-0
  • A5判 ブックレット 242ページ 
  • 2025年1月
定価:2,200円(本体2,000円+税)
<迷うな論の路、陥るな理の穽>

著者は、2002年11月、100%自費出版で『入試制度廃止論』を出版。そして2003年からセンター試験・国語出題文を検証して、検証文をホームページに掲載することをはじめた。

――今日まで20年以上経ています。時間は確実に流れたと実感させられている老脳です。
老脳は亡失します。老脳が消えたら検証文の数々も亡失の運命にあります。老脳に関しては潔しとしますが、老脳がエネルギーを費やしてきた検証文の数々の亡失は潔しとするには無念しかありません。そこで、拙ホームページに掲載していた検証文を見直して本にすることにしました。――「あとがき」より

2005年から2017年のセンター試験・国語出題文の検証、総まとめ。

2025年3月発売
文章のメイズ(maze/ 迷路)模様を見つけるのに特別な日本語能力はいりません。権威による文章に疑問を抱くことが最重要要件です。……
……センター試験国語出題文の検証をしはじめたのは、昔、娘がセンター試験の現代国語が解らないとぼやいていたとき、現代文が解らないはずがない、どれ読ませてごらんと読んだとき、私にもちんぷんかんぷんだったことを思いだしたからです。そのときは、まさか試験問題がメイズ(maze/ 迷路)文だなんて思うわけがありません。へえ、こういう文を理解できる脳が、あるいは書ける脳が尋常とは違う天才というものなのだと思い知らされた過去があります。権威が無権威に盲目的服従を強いる権威主義社会の姿です。(著作『日本語を教えない国日本』あとがきより)
横山多枝子(よこやま たえこ)
1948年静岡県三島市生まれ。
1997年渡米。1999年ワシントン州Skagit Valley College卒業。
2001年ユタ州Brigham Young University(言語学)卒業。
2003年センター試験国語出題文の検証を開始。
2006年ブログにて「教育基本法特別委員会質疑応答と野次」を連載。
2008年「続・入試制度廃止論―認知心理学基軸―」をHP にて発表。
◎著作
『入試制度廃止論』(自費出版、2002年)
『論文読解とは推量ゲーム?』(自費出版、2004年)
『日本語を教えない国日本―入試問題・安保条約文徹底検証!』
(せせらぎ出版、2005年)
『続・入試制度廃止論―認知心理学基軸―』(せせらぎ出版、2019年)
『夢の跡の塵芥』(せせらぎ出版、2020年)
『照らし出すものたち 這子編― 一つの認知システム』(せせらぎ出版、2021年)
『遠い感情』(せせらぎ出版、2022年)
『言葉の森 精神の自動的な働き/生起するもの』(せせらぎ出版、2024年)
◎ブログ
http://www13.plala.or.jp/taekosite/
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