−文学・エッセイ・詩歌評論・演劇・絵本−
尼崎市の食満(けま)の豆腐屋さんの心あたたまる、商い人生。戦後の焼け跡・闇市から激動の昭和を、下町の豆腐屋として生き抜き、人とのふれあいを大切にしたおおもとさんの生きざまは、現代人が忘れかけていた何かを、よみがえらせてくれる。
目に楽しい“絵本歌集”はいかが?
ものが皆ゆったり動く
島時間
日差しもゆうら、トンビもゆうら
こんな短歌と、ほっこりした絵がいっぱい。
爺さんも!
吾より速く歩きおり。
とてもかなわぬ、それが東京。
いっしょにニヤリとしてください。
※品切れ・重版未定です
山岳行、草花、その地の歴史に馳せる想いを、とぎすまされた言葉として表出する。口に出して詠じたくなる力強い詩がここにある。
2008年刊行の初版からさらに言葉を磨いた[増補改訂版]