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地域・まちづくり

これからの郊外戸建住宅地-「思い出し・思い入れ」から「つながり」へ[平城・相楽ニュータウンを事例に]-

西村一朗・前田真子 著
  • ISBN4-88416-144-0
  • A5判 118ページ
  • 2005年刊
定価:1,885円(本体1,714円+税)

高度成長期以降につくられた郊外戸建住宅は、高齢化社会に向けてさまざまな問題を抱えている。人口減少、空洞化が目立ち初め、オールドタウン化する危機がせまっている。平城・相楽ニュータウンの10年余に及ぶ実態調査から、その課題と住環境整備のあり方を示唆する。


*品切れ・重版未定

《もくじ》

第1部 戸建住宅の特徴
 第1章 戸建住宅への思い出しと思い入れ
  1. 戸建住宅への思い出し/2. 戸建住宅への思い入れ
 第2章 共同利用空間の利用と管理
  1.自宅の前面道路/2.歩行者専用道路/3.公園/4.集会所
 第3章 地域コミュニティの現状とコミュニティ活動への参加
  1.近所づきあい/2. コミュニティ活動への参加

第2部 戸建住宅地の課題
 第4章 郊外戸建住宅の現状
  1.居住者の永住意識/2.居住者の家族形態の変化と住宅地の高
  齢化
 第5章 住宅地の高齢化に伴う問題点
  1.交通/2.公共施設と行政サービス/3.買い物環境/4.空き
   地、空き家/5.戸建住宅とアパートとの混在/6.近隣関係/
   7.住宅や庭の管理/コラム 事例紹介

第3部 今後の戸建住宅地
 第6章 これからの郊外戸建住宅地
        -高齢化に向けての対応-
  1.郊外戸建住宅地における高齢化への対応/2.これからの郊外
   戸建住宅地における多様な選択肢と現存する空間の活用/3.キ
   ーワードは「つながり」


【執筆者紹介】
西村 一朗(にしむら いちろう)
平安女学院大学生活環境学部 教授。奈良女子大学 名誉教授。工学博士。
1941年 石川県金沢市生まれ
1964年 京都大学工学部建築学科卒業
1966年 京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了
1966年 豊田工業高等専門学校建築学科助手
1968年 豊田工業高等専門学校建築学科講師
1970年 京都大学工学部建築学科助手
1974年 奈良女子大学家政学部助教授
1986年 奈良女子大学家政学部教授
1993年 奈良女子大学生活環境学部教授
2005年 奈良女子大学を定年により退職
      平安女学院大学生活環境学部教授

前田 真子(まえだ まこ)
奈良女子大学生活環境学部 非常勤講師。博士(学術)。
1974年 兵庫県姫路市生まれ
1997年 奈良女子大学家政学部卒業
1999年 奈良女子大学大学院家政学研究科修了
2002年 奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了
2002年 奈良女子大学生活環境学部助手
2005年 奈良女子大学生活環境学部非常勤講師

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