福祉・障害者問題
あなたの脳も危ない-福祉の谷間からの告発-
- ISBN4-88416-148-3
- A5判 140ページ
- 2005年刊
脳損傷者の多くが「対象外」として福祉・医療の谷間に取り残されていることを知っていますか。あなたが今日、その谷間に突き落とされたらどうしますか?
※品切れ・重版未定です
《もくじ/執筆者》
はじめに 大久保光人
第1章 福祉後進国ニッポン [福祉・医療の谷間で]
飛行機は来てもヘルパーは来ない町
-福祉と医療の自治体格差-
赤松 昭
医者は命だけ助ければそれでいいのか
-脳に関する医療の過去・現在・未来-
山口研一郎
えっ、時給がたったの208円?
-障害者の介護料を考える-
桑山 雄次
第2章 私たちは植物じゃないんだ [遷延性意識障害者と人権]
一家の長であり、夫であり、父親だった
-脳出血で倒れた夫の無念と誇り-
土井 美紀
医療ミスをしたあげく強制退院させた病院
-もの言えぬ生命に人権の灯を-
鈴木 和子
第3章 見た目ではわからぬ脳のトラブル
[高次脳機能障害と障害認定]
裁判に勝ってもお金が入らない?
-日本初、「高次脳機能障害」を認定させた裁判-
今井加寿子
30代で隠居しろというの?
-高次脳機能障害者の就労支援-
石橋佳世子
誰が償ってくれるの、この悔しさ
-交通事故被害者の原体験から-
塩飽 裕美
人生がひっくり返った障害が「軽度」か?
-高次脳機能障害と自賠責保険後遺障害等級-
山口 研一郎
10年の活動で見えてきたもの、めざすもの
大久保光人
【連絡先】
頭部外傷や病気による後遺症を持つ若者と家族の会
〒631-0033 奈良市あやめ池南1-1-14 三青園4階
TEL/FAX(0742)51-7080
(土曜日午後2~5時に電話相談。それ以外はFAXのみ)
http://www.prudentia.net/wakamono/