平和・社会・歴史・教科書
空襲被害はなぜ国の責任か -大阪空襲訴訟・原告23人の訴え-
- ISBN978-4-88416-205-4
- A5判 ブックレット 64ページ
- 2011年6月
定価:734円(本体667円+税)
本書は、提訴直後に出版した『大阪空襲訴訟を知っていますか』(せせらぎ出版 09年刊)の第2弾です。その後、始まった法廷での闘いを振り返り、原告の心からの訴えをはじめ、弁護団が戦争損害受忍論を打ち破るためにどのような主張を繰り広げてきたのかをご紹介したいと思います。(「はじめに」より)
目次
はじめに
第1章 原告たちの訴え
悲報
空襲傷害者
戦災孤児
第2章 避けられた空襲被害
避難を禁じた防空法
防空壕は待避所
「空襲は怖くない」
空襲は避けられた
軍民格差
第3章 大阪大空襲
最初の大空襲
白昼の大空襲
堺大空襲
敗戦の前日にも
第4章 全国空襲連
「東京大空襲訴訟」一審敗訴
「全国空襲連」発足
あとがき
【資料】関係年表