−平和・社会・歴史・教科書−
- 小学校低学年・家族・発達障害をもつ子・先生のための 災害に負けない防災ハンドブック
- 定価:1,320円(本体1,200円+税)
2011年3月11日に東日本大震災が発生。
その中で、「障害を持っているために避難が遅れた」「避難所になじめず車内で夜を明かした」との報道を耳にしました。私は愕然としました。阪神・淡路大震災から何年もたっているのに、また同じようなことが繰り返されているのか、と。そして、誰かが障害児・者の防災に取り組まなければと思った私は、東北大学災害科学国際研究所の研究助成を得る機会に恵まれ、本書の土台となる調査をはじめることとなりました。(あとがきより)
発達障害をもつ子どもたちに理解しやすいよう、認知特性に配慮した教育方法を内容に反映させ作成。豊富なイラストやクイズ、避難マップ作りなど、たのしく学べる工夫がいっぱい。
- 明日につなぎたい Ⅱ-老いのときめき、88歳のブログ百選-
- 定価:1,324円(本体1,204円+税)
88歳の著者が、ブログで発信を初めて10年。老いてなおときめく思いすてがたく、百編を選りすぐった。流行歌や映画・演劇・文学に感動し、平和への熱い想いを語り、若者にやさしくよりそう。気軽にどこからでも読める、見開き読み切りエッセイ集。
※品切れ・重版未定です
- 倭国から日本へ ―九州王朝の興亡と大和朝廷―
- 定価:3,300円(本体3,000円+税)
倭国から日本へ。
この歴史の流れは多くの部分で評価が定まっていない。
少なくない事案が論争テーマになっているといっても過言ではないだろう。
とくに三世紀の倭国(いわゆる卑弥呼の邪馬台国)、五世紀の倭の五王、七世紀の『隋書』の記述などは今日に至るもなおホットな論争の渦中にある。何が虚であり何が実であるのか、見方によって評価がわかれる。
(「結びにかえて」より)
金印を仮綬された一世紀の倭国の朝貢から、邪馬台国女王卑弥呼の朝貢、日本国の大宝度の遣唐使まで、この七〇〇年間に列島の為政者はどのような変遷をとげたのか?
九州王朝(倭国)の発展、大和朝廷との抗争を軸に迫る、新たな古代史試論。