平和・社会・歴史・教科書
戦場からの告発-アメリカがイラクにこだわる5つの理由-
- ISBN978-4-88416-171-2
- A5判 64ページ
- 2008年3月25日
定価:628円(本体571円+税)
品切れ・重版未定です
この惨劇を終わらせるために。
イラク開戦5年、8回の現地取材を敢行。
大手メディアが伝えなくなった悲惨な現実をリアルにレポート。
背景の石油マネーの実相にも鋭く迫る。
▲画像1――この本のチラシ
おもなもくじ
第1章 ムラート君を救え
デンジャラス!/鳴り響くサイレン/地面にこびりつく血/この子を助けてくれ!/決死の救出劇/ムラート君を運ぶぞ/突っ走る救急車/つながった“命の糸”/爆弾国道/テロの街/ねらわれた子どもたち/日本の大臣感覚/その後のムラート君
第2章 クルドの悲劇
まっすぐな国境の謎/独・英帝国のはざまで/油田の利権/国境の村
第3章 イラク難民
あふれかえる難民/新しい凶悪兵器か?/“希望も援助もない”/難民の街のバスターミナル/もう一度サッカーをしたい/意識不明の母から出産/国連のオモテとウラ/国境を越えられない“避難民”/戦争孤児に届いた学用品
第4章 アメリカがイラクにこだわる5つの理由
魅力たっぷり、イラクの油田/至上命令のドル防衛/石油価格は何で決まるか/イスラエル防衛/軍産複合体の圧力/アメリカはイランを攻撃するのか?/カジノ経済と戦争
コラム 携帯電話と仕掛け爆弾/麻薬と暗殺、自爆テロ/バグダッドの壁