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福祉・障害者問題

生きててもええやん Part2―もう一度生まれてきてくれてありがとう―

頭部外傷や病気による後遺症を持つ若者と家族の会
  • ISBN978-4-88416-217-7
  • 四六判 296ページ
  • 2013年1月
定価:1,760円(本体1,600円+税)

品切れ・重版未定です

本書は1999年に刊行された『生きててもええやん―「脳死」を拒んだ若者たち―』の続編、「頭部外傷や病気による後遺症を持つ若者と家族の会」会員のみなさんの“その後"の記録です。

「会の発足当時からみれば、中途障害者に対する世間の理解は進んで来ているのは事実かも知れませが……たとえば「親なき後」を思えば、日暮れて道通しの感は免れません。
 ここに綴られた物語は、すべて事実であり、誰の身にいつ起こってもふしぎのない現実なのです。
 障害のある人も、ない人もともに生きていることを喜び合える社会をめざして、私たちはこれかも、活動を続けます。いっしょに歩いていただければと思いつつ……」
(まえがき その後の「生きててもええやん」より)

巻末に「若者と家族の会」のあゆみと協力団体連絡先を掲載。

〈目次〉

前書きその後の「生きててもええやん」  (大久保光人) 

第Ⅰ部 いのちよみがえる 
 知世のこと (北 喜美子) 
 私のダイアリー (北  知世) 
 震災で「高次脳機能障害」になった娘  (城戸美智子) 
 息子が交通事故にあってから (片山 芳見) 
 あの日から今日までの事 (高橋佳代子) 
 あれから25年 (佐々木典子) 
 息子の障害経緯について (香山 隆司) 
 息子の頭部外傷後の経過について (香山加代子) 
 後悔しない介護を (田中 葉子) 
 試行錯誤の居場所さがし (樽居 一美) 
 がんばって覚えるぞ (樽居 幸信) 
 人生の半分、自宅も大幅改造して (神原 重子) 
 もう一度生まれてきてくれてありがとう (福田  母) 

第Ⅱ部 みんなで手をとりあって 
 きょうだいとして何ができるか (田中 康裕) 
 病気の旅の記録 (牧野 陽子) 
 葉よ 茂れ (澤野真寿美) 
 26年目の転換 (高垣 博子) 
 夕陽のはてに (高島 信行) 
 手をとりあって (小澤美和子) 
 震災をくぐりぬけ、〝親亡き後〟を思う (鈴木 和子) 
 在宅介護をめざして (秋吉ますみ) 
 事故に出合って20年 (日下部典玲) 
 息子武を通して見えるもの (大久保光人) 
 私たちの悩みの根源について (桑山 雄次) 

特別再録  飛行機は来てもヘルパーは来ない町 (赤松  昭) 
特別寄稿  私を育ててくれた三名の先人たち (山口研一郎) 

資料編 
 「頭部外傷や病気による障害を持つ若者と家族の会」の歩み
 協力団体連絡先

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