−教育・子育て−
2011 年3 月11 日、東日本大震災と福島原発事故は多くの人々の運命を急変させた。
放射線被ばくの危険性に対する考え方の違いから地域の人々の間で生じるわだかまり―子どもを健康被害から守るため、汚染の少ない土地で療養させる活動「保養」に参加した母娘は、デモクラティックスクール〈まっくろくろすけ〉をはじめさまざまな出会いを機に、自主避難に踏み切る。
苦難を乗り越え、心豊かに成長していくふたりの物語。
放射線被ばくの危険性に対する考え方の違いから地域の人々の間で生じるわだかまり―子どもを健康被害から守るため、汚染の少ない土地で療養させる活動「保養」に参加した母娘は、デモクラティックスクール〈まっくろくろすけ〉をはじめさまざまな出会いを機に、自主避難に踏み切る。
苦難を乗り越え、心豊かに成長していくふたりの物語。
―見知らぬ他者の中に、運命がもたらす理不尽さに負けず懸命に自分らしく生きようとする同志としての姿を見たときに、自分の中に育まれる感情、その感情に支えられた生き方を求めて、われわれは「学習」し続けるのではないでしょうか。―「おわりに」より
人権と多様性の尊重、人のウェルビーイング(well-being)や生活の質(QOL)の保障と追求、多様な人々の社会的包摂などの価値の実現は、現在の日本そして世界がそれを目指しつつ、なお葛藤し続けている課題である。この本がその実現を目指す議論や実践の一助となることを願いたい。(「おわりに」より)
本著の内容は、社会実装の提案書に基づき、そのひとつである2015年9月に開催したシンポジウムの記録、そしてシンポジウムのみならず、提案書の全体像として本著を企画した。2014年子どもの貧困対策の大綱、そこから話題になった学校プラットフォーム、スクールソーシャルワ―カーの増員案、2015年12月中央教育審議会答申におけるチーム学校の議論、今まさに関心が高く動いているトピックスである。
これらに関わった筆者がその立場からも、この時期に文部科学省と厚生労働省が、そして教育研究者、福祉研究者、さらに実践家がともに議論を重ねる機会を増やす必要性から企画した提案書であり、実現したシンポジウムである。その内容とこれらの動きを見越したスクールソーシャルワーク事業プログラムのエビデンスに基づく実践の全国展開の報告(研究報告でもある)、まさに領域横断的に議論するための関連領域からの議論を掲載したものである。
これらに関わった筆者がその立場からも、この時期に文部科学省と厚生労働省が、そして教育研究者、福祉研究者、さらに実践家がともに議論を重ねる機会を増やす必要性から企画した提案書であり、実現したシンポジウムである。その内容とこれらの動きを見越したスクールソーシャルワーク事業プログラムのエビデンスに基づく実践の全国展開の報告(研究報告でもある)、まさに領域横断的に議論するための関連領域からの議論を掲載したものである。
数十年の教師生活からの提言
○国民が教育討議に参加できるシステム作りを
○地球環境問題の視点をもった教育改革を
大見 興一(おおみ こういち)
1938年 奈良市に生まれる
環境ネットワークはびきの代表
元大阪府立藤井寺工業高等学校教諭
共著 『環境展望 vol.2』『環境問題資料集成』
○国民が教育討議に参加できるシステム作りを
○地球環境問題の視点をもった教育改革を
大見 興一(おおみ こういち)
1938年 奈良市に生まれる
環境ネットワークはびきの代表
元大阪府立藤井寺工業高等学校教諭
共著 『環境展望 vol.2』『環境問題資料集成』
“こんな学校がほしかった”と大好評発売中。
日本最大規模のNPO法人シュタイナー学校、1年生から12年生まで一貫教育の豊かな息吹があふれる。277枚の写真などでよくわかるシュタイナー教育の実際。
『小学生と思春期のためのシュタイナー教育』(学習研究社・刊)から全面発展。
日本最大規模のNPO法人シュタイナー学校、1年生から12年生まで一貫教育の豊かな息吹があふれる。277枚の写真などでよくわかるシュタイナー教育の実際。
『小学生と思春期のためのシュタイナー教育』(学習研究社・刊)から全面発展。
「大学講師の会」は、小・中学校の教員としての長年の経験を活かし大学の教職課程で教鞭をとる講師たちの集まりです。これまで7年にわたり大学での教育実践についての報告・研究が続けられてきました。
本書は、その講師たちが大学で展開した授業・教育実践を紹介するものです。
それは実践記録にとどまらず、その中から見えてくる学生の姿や教員養成のあるべき姿等にもそれぞれの視点から言及されています。
これから教員を目指す方、現在教育現場におられる方をはじめ教育に関心のある皆さまにぜひお読みいただきたい1冊です。
本書は、その講師たちが大学で展開した授業・教育実践を紹介するものです。
それは実践記録にとどまらず、その中から見えてくる学生の姿や教員養成のあるべき姿等にもそれぞれの視点から言及されています。
これから教員を目指す方、現在教育現場におられる方をはじめ教育に関心のある皆さまにぜひお読みいただきたい1冊です。
日本ホリスティック教育協会編の新シリーズ〈ホリスティック教育叢書〉が、始まります。
創刊第1号のテーマは「いじめ」。
教育の現場では、ホリスティックな見方・考え方を生かし、どのような取り組みがなされているのか。実践例や教室でのエピソードをまじえ、詳しく、わかりやすく紹介しています。
創刊第1号のテーマは「いじめ」。
教育の現場では、ホリスティックな見方・考え方を生かし、どのような取り組みがなされているのか。実践例や教室でのエピソードをまじえ、詳しく、わかりやすく紹介しています。
シュタイナー学園の教師たちが自身の授業実践について叙述したドキュメント。
「シュタイナー学園通信」連載の授業実践報告に、書き下ろしの報告を加えた全11編を収録。これ1冊で、1年から12年までのエポック授業が詳しくわかる。
「シュタイナー学園通信」連載の授業実践報告に、書き下ろしの報告を加えた全11編を収録。これ1冊で、1年から12年までのエポック授業が詳しくわかる。